小 澤 太 郎
名 称 高良山神籠石(南谷水門)
種 別 史跡(昭和28年国指定、昭和51年、平成元年追加指定)
所在地 福岡県久留米市御井町
指 定 国指定史跡
交 通 西鉄バス「御井町」バス停下車、徒歩約9分。登山口周辺には10台分ほどの駐車スペースあり。
高良山神籠石は、全長約1.5㎞の古代山城。列石が確認できない北側の推定線を含めると、城壁の延長は2.5㎞以上になり、面積は約355,000㎡にのぼります。
谷が2か所あり、南谷水門はその一つです。谷筋は低く敵が侵入しやすいので、谷を遮断するために切石を積み上げて強固に造られています。
かなり崩れていますが、最近の現地踏査から、推定規模は長さ約13m、高さ約4.5m、基底部幅約9.5mであることが判明しています。内部には、角礫が詰められており、石築の石塁であったと推定されます。
高良山神籠石の地図